下部内視鏡検査(大腸カメラ)

概要

大腸がんは日本女性の死亡数の多いがん1位
早期発見が重要です

下部内視鏡検査(大腸カメラ)
日本における死亡数の多いがん2位となった大腸がん。
日本女性の死亡数の多いがんでは、なんと大腸がんが1位であることをご存じでしょうか。
とはいえ、それはステージが進んだ場合の話です。大腸がんは早期発見すればほぼ100%治るがんなのです。
早期発見するため、親族に大腸がんになった人がいらっしゃる方、40歳を過ぎた方は年に一度の下部内視鏡検査をおすすめいたします。

大腸内視鏡検査で早期発見可能な病気

大腸がん/大腸のポリープ/炎症性腸疾患(クローン病)/潰瘍性大腸炎/大腸憩室症/虚血性腸炎 など

症状があらわれる前に内視鏡検査の受診を

便秘や下痢も放置しないで
40歳になったら毎年大腸カメラを

大腸がんは進行が遅いので、早期発見すればほぼ100%治ります。
しかし、リンパ節に転移すると5年生存率が60~80%に低下することがわかっています。初期にはあまり症状があらわれない上に、40歳を超えると発症する人が増えるので、40代になったら毎年一度、下部内視鏡検査(大腸カメラ)を受けることをおすすめします。
すでに次のような症状がある方は、お早めに当院にご相談ください。下部内視鏡検査(大腸カメラ)の検査当日の所要時間は全部で1時間~1時間半程度です。

大腸がんの代表的な症状

  • 便秘/下痢/腹痛/膨満感/血便/貧血/急激な体重の減少 など

大腸ポリープの切除について

大腸カメラによってポリープが見つかった場合、「放置してよいものか」「治療の必要があるものか」「治療が必要なら内視鏡で済むのか」「外科手術が必要なのか」を判断します。

良性の大腸ポリープ
内視鏡手術で取り除く
または放置でも大丈夫なケースも
がんが疑われる大腸ポリープ
早期なら内視鏡手術で取り除ける
進行によっては外科手術が必要
大腸ポリープの切除について

大腸内視鏡検査の流れ

「親族に大腸がんになった人がいる」「バリウム検査で再検査になった」「40歳を過ぎたので一度検査したい」など、下部内視鏡検査(大腸カメラ)を受けたい方は、まず当院を受診してください。
下部内視鏡検査は肛門からカメラを入れますが、鎮静剤や鎮痛剤を用いてできる限り痛みや負担のない検査を実施しています。
痛みや違和感は個人差が大きいですが、お声をかけながらリラックスしていただくことで負担を軽減していますので、安心してご来院ください。

下部内視鏡検査(大腸カメラ)の流れ

  • 1初診(問診・検査など)

    初診(問診・検査など)

    気になることや生活習慣などを伺い、検査の日時を決めます。

  • 2検査前日

    検査前日

    当院から適切な過ごし方をご案内させていただきます。
    前日の朝より、アルコール、牛乳、コーヒーはお控えください。

  • 3検査当日(全部で1時間~1時間半程度)

    検査当日(全部で1時間~1時間半程度)

    車や自転車は運転せず、公共の交通機関などでお越しください。
    必要に応じて鎮静剤・鎮痛剤を使用します。

  • 4検査開始

    検査開始

    肛門からカメラを入れます(実際の検査時間は10~30分程度)。
    その場で大腸や肛門の状態や病変を確認できます。
    病変がある場合は組織を採取または切除します。

  • 5休憩

    休憩

    鎮静剤などの効果が残っているのでしばらく休んでいただきます。

  • 6検査結果

    検査結果

    その場で映像をお見せするほか、組織を切除した場合は約1週間後にご説明します。

  • 7他院へのご紹介 当院への通院

    他院へのご紹介 当院への通院

    病状によって近隣の総合病院への紹介状をお書きします。
    当院で治療できる場合は通院の頻度や治療法についてご説明します。

検査料金について

保険内で対応可能ですので、まずはご相談ください。

お気軽に当院まで
お問い合わせください

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