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ピロリ菌は薬で除菌することができます。
胃がんは、早期に発見すれば内視鏡手術で治せる時代になりました。身体的にも時間的にも経済的にも少ない負担で治すことができます。 しかしステージが進み、ほかの臓器に転移したりすると深刻な事態を招きます。 依然として日本人の死亡原因の第1位はがんであり、がんの中でも胃がんはいまだ3位なのです。 しかも、胃がんは早い段階では自覚症状がほとんどありません。 また、かなり進行しても症状があらわれない場合があり、症状が出てからでは治療に大きな負担がかかります。 だからこそ早期発見・早期治療が重要になるのです。 親族に胃がんやピロリ菌感染者がいる方はお若いうちに、そうでない方も40歳になったら 年に一度の上部内視鏡検査(胃カメラ)をおすすめします。検査当日の所要時間は全部で1時間程度です。
1初診(問診・検査など)
気になることや生活習慣などを伺い、検査の日時を決めます。
2検査前日
当院から適切な過ごし方をご案内させていただきます。 前日の朝より、アルコール、牛乳、コーヒーはお控えください。
3検査当日(全部で1時間程度)
車や自転車は運転せず、公共の交通機関などでお越しください。 必要に応じて鎮静剤・鎮痛剤を使用します。
4検査開始
口からカメラを入れます(実際の検査時間は5分程度)。 その場で胃や食道の状態や病変を確認できます。 病変がある場合は組織を切除します。
5休憩
鎮静剤などの効果が残っているのでしばらく休んでいただきます。
6検査結果
その場で映像をお見せするほか、組織を切除した場合は約1週間後にご説明します。
7他院へのご紹介 当院への通院
病状によって近隣の総合病院への紹介状をお書きします。 当院で治療できる場合は通院の頻度や治療法についてご説明します。