概要
40歳を過ぎたら年に一度の上部内視鏡検査(胃カメラ)を

バリウム検査では診断のつかない病変を早い段階で発見できるので、
胃がん・十二指腸がんなどを早期発見するためには、いまや欠かせない検査です。
親族に胃がんになった方がいらっしゃる方は20代、30代でも
一度検査されることをおすすめします。
また、40歳を過ぎたら毎年、年に一度の上部内視鏡検査をおすすめいたします。
胃内視鏡検査で早期発見可能な病気
胃の病気
食道の病気
- 逆流性食道炎/食道がん/バレット食道
十二指腸の病気
- 十二指腸潰瘍/十二指腸がん
ピロリ菌について
胃がんの原因となるピロリ菌
- ピロリ菌(ヘリコバクター・ ピロリ菌)が胃の中にいる人は、そうでない人と比べて、胃がんリスクが約5倍あります。
- ピロリ菌は乳幼児期に親族から感染しているケースが多く、
「親族にピロリ菌感染陽性者がいた」「親が胃がんになった」という方は早めに発見することが大切です。 - ピロリ菌は胃がんのほか、慢性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの原因になります。
早めに除菌したいピロリ菌
ピロリ菌は薬で除菌することができます。
- 除菌の方法
- 2種類の抗生剤と酸を抑制する胃薬を1週間服用。
- 除菌の成功率
- 1次除菌の成功率は75%、2次除菌の成功率は90%です。
- 再感染について
- 除菌後に再感染することはほとんどありません。再感染の確率は1年間で0.2%です。
- 親族に感染者がいる場合
- 若ければ若いほど胃へのダメージが少ないうちに除菌できます。親族に感染者がいる場合は20代30代でも早いうちに内視鏡検査をおすすめします。
- 除菌の方法
- 2種類の抗生剤と酸を抑制する胃薬を1週間服用。
- 除菌の成功率
- 1次除菌の成功率は75%、2次除菌の成功率は90%です。
- 再感染について
- 除菌後に再感染することはほとんどありません。再感染の確率は1年間で0.2%です。
- 親族に感染者がいる場合
- 若ければ若いほど胃へのダメージが少ないうちに除菌できます。親族に感染者がいる場合は20代30代でも早いうちに内視鏡検査をおすすめします。
ピロリ菌除菌の副作用
- ピロリ菌除菌の副作用として考えられる症状
- 軟便/下痢/味覚の異変/肝臓の数値の変動/かゆみ/発疹 など
- 軟便・軽い下痢・味覚異常が起きたら
- 自己判断で服用をやめないようにしてください。
症状がつらいときにはご相談ください(お忙しいときにはお電話でも大丈夫です)。
- 発熱・腹痛を伴う下痢・下痢に粘液や血液が混じる・発疹がある場合
- ただちに服用を中止し、ご相談ください(まずはお電話でも大丈夫です)。
- ピロリ菌除菌の副作用として考えられる症状
- 軟便/下痢/味覚の異変/肝臓の数値の変動/かゆみ/発疹 など
- 軟便・軽い下痢・味覚異常が起きたら
- 自己判断で服用をやめないようにしてください。
症状がつらいときにはご相談ください(お忙しいときにはお電話でも大丈夫です)。
- 発熱・腹痛を伴う下痢・下痢に粘液や血液が混じる・発疹がある場合
- ただちに服用を中止し、ご相談ください(まずはお電話でも大丈夫です)。
症状があらわれる前に内視鏡検査の受診を
胃がんは早期に発見出来れば、内視鏡手術で治す事も出来ます。
胃がんは、早期に発見すれば内視鏡手術で治せる時代になりました。身体的にも時間的にも経済的にも少ない負担で治すことができます。
しかしステージが進み、ほかの臓器に転移したりすると深刻な事態を招きます。
依然として日本人の死亡原因の第1位はがんであり、がんの中でも胃がんはいまだ3位なのです。
しかも、胃がんは早い段階では自覚症状がほとんどありません。
また、かなり進行しても症状があらわれない場合があり、症状が出てからでは治療に大きな負担がかかります。
だからこそ早期発見・早期治療が重要になるのです。
親族に胃がんやピロリ菌感染者がいる方はお若いうちに、そうでない方も40歳になったら
年に一度の上部内視鏡検査(胃カメラ)をおすすめします。検査当日の所要時間は全部で1時間程度です。
胃がんの代表的な症状
胃内視鏡検査の検査時間・流れ
上部内視鏡検査(胃カメラ)を受けたい方は、まず当院を受診してください。
上部内視鏡検査(胃カメラ)の流れ
1初診(問診・検査など)
気になることや生活習慣などを伺い、検査の日時を決めます。
2検査前日
当院から適切な過ごし方をご案内させていただきます。
前日の朝より、アルコール、牛乳、コーヒーはお控えください。3検査当日(全部で1時間程度)
車や自転車は運転せず、公共の交通機関などでお越しください。
必要に応じて鎮静剤・鎮痛剤を使用します。4検査開始
口からカメラを入れます(実際の検査時間は5分程度)。
その場で胃や食道の状態や病変を確認できます。
病変がある場合は組織を切除します。5休憩
鎮静剤などの効果が残っているのでしばらく休んでいただきます。
6検査結果
その場で映像をお見せするほか、組織を切除した場合は約1週間後にご説明します。
7他院へのご紹介 当院への通院
病状によって近隣の総合病院への紹介状をお書きします。
当院で治療できる場合は通院の頻度や治療法についてご説明します。
1初診(問診・検査など)
気になることや生活習慣などを伺い、検査の日時を決めます。
2検査前日
当院から適切な過ごし方をご案内させていただきます。
前日の朝より、アルコール、牛乳、コーヒーはお控えください。3検査当日(全部で1時間程度)
車や自転車は運転せず、公共の交通機関などでお越しください。
必要に応じて鎮静剤・鎮痛剤を使用します。4検査開始
口からカメラを入れます(実際の検査時間は5分程度)。
その場で胃や食道の状態や病変を確認できます。
病変がある場合は組織を切除します。5休憩
鎮静剤などの効果が残っているのでしばらく休んでいただきます。
6検査結果
その場で映像をお見せするほか、組織を切除した場合は約1週間後にご説明します。
7他院へのご紹介 当院への通院
病状によって近隣の総合病院への紹介状をお書きします。
当院で治療できる場合は通院の頻度や治療法についてご説明します。